定年後に趣味を楽しむための資格・中国語検定をご紹介

中国語検定

中国は、日本との文化的交流や経済的交流も盛んになり、今や日本にとって最も身近な国になって来ました。そんな中で、定年後に趣味で中国語を習いたいという方や、ビジネスに生かしたいという方も増えています。

「中国語検定」は、中国語の能力を試し、その能力を証明する民間資格で、いくつかの団体が主催しています。その中でも日本中国語検定協会が主催している「中国語検定」は、略して「中検」と言われ、中国語の検定の中でも最も歴史が古く、受験者数が多い検定試験です。

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中国語検定の資格試験概要

「中国語検定」は、1級~準4級までの6ランクがありますが、受験資格は特にありませんので、学歴・年齢・性別・国籍に制限はなく誰でも受験できます。

[受験日]
年3回:3月・6月・11月の第4日曜日
※1級は11月試験のみ開催

[試験会場]
日本国内:全国53都市
中国国内:北京、上海、大連、西安、広州など

[試験内容]
●準4級:漢字、ピンイン、基礎単語約500語、単文の基礎文型、簡単な日常挨拶語50語程度。

●4級:発音及び単語の意味、常用語500~1000による単文の日本語訳、中国語訳。

●3級:発音及び単語の意味、常用語1000~2000による複文の日本語訳、中国語訳。

●2級:熟語・慣用句の意味、語句の解釈、500字程度の中国語訳、30字程度の単文の中国語訳。

●準1級
(一次試験):新聞・雑誌・文学作品・実用文などからの日本語訳・中国語訳、熟語・慣用句などを含む総合問題。
(二次試験):日常会話、簡単な日本語・中国語の通訳及び中国語スピーチ。

●1級
(一次試験):新聞・雑誌・文学作品・実用文などから難度の高い文章の 日本語訳・中国語訳、熟語・慣用句などを含む総合問題。
(二次試験):難度の高い日本語・中国語の通訳

※試験はリスニング・筆記の順に行われます。筆記は、マークシート方式のほか一部記述問題があります。

[合格基準点]
・準4級:リスニング50点 筆記50点のうち、合計60点で合格
・4級:リスニング100点 筆記100点のうち、各60点以上で合格
・3級:リスニング100点 筆記100点のうち、各65点以上で合格
・2級:リスニング100点 筆記100点のうち、各70点以上で合格
・準1級:リスニング100点 筆記100点のうち、各75点以上で合格
・1級:リスニング100点 筆記100点のうち、各85点以上で合格

[問い合わせ先]
日本中国語検定協会
URL http://www.chuken.gr.jp

 

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中国語検定の資格を生かすには

語学の好きな方にとっては、定年後に「中国語検定」に挑戦する事は、むしろ楽しいものです。資格取得後は、中国へ海外旅行に出かけたり、また中国の方との交流を深めることもできます。

さらにレベルアップして2級以上の資格を取得すれば、定年後の再就職に生かす事もできます。現代は中国と取引のあるメーカーや企業も多く、中国語のできる人材は貴重な存在となっているからです。

さらに実力をつけて「中国語検定1級」の資格を取得すれば、翻訳家として独立して活躍する事もできます。

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