定年後に趣味を楽しむための資格・折り紙講師をご紹介

折り紙講師

手先を動かす事が好きな方で、定年後に何か資格を取りたいという方におすすめなのが「折り紙講師」の資格です。

折り紙は、家にいながら好きな時間にいつでもできるため、高齢者の趣味として人気があり、また病院などでリハビリの一環として利用されているところもあります。

日本人なら誰もが子供の頃から経験のある折り紙ですが、折り紙の世界はかなり奥深いものがあり、想像以上にさまざまなものを折る事ができます。

「折り紙講師」の資格は、このような日本古来の折り紙文化を伝え、広げる人を育成する事が目的で創設された資格です。

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折り紙講師の資格試験概要

「折り紙講師」の資格は、日本折紙協会の書籍「おりがみ4か国語テキスト100」をマスターした人を対象に、同協会が折紙講師として認定しています。

[受験資格]
日本折紙協会の会員で16歳以上の方。
※会員とは「月刊おりがみ」の定期購読者のことで、「購読会員」といいます。

[折り紙講師の申請手順]
折り紙講師の資格を得るには、次の手順で申請します。

(1)日本折紙協会の会員になります。(月間おりがみを定期購読します)
(2)日本折紙協会発行の書籍「おりがみ4か国語テキスト100」を購入します。
(3)掲載している全作品100点を折ります。(折れない作品は折れるところまで)
(4)折った作品に巻末の講師申請書原本を同封して、協会の「折紙講師審査係」に送付します。
(5)月刊おりがみ添付の払込取扱票を使用して「講師申請料(3,240円)」を送金します。
(6)作品提出及び申請料送金後、約1ヶ月で審査結果(講師認定通知書)が郵送されて来ます。

※100点の折り紙作品が折図通りにきちんと折れていれば合格になります。
「定期購読料」や「講師認定登録」、「資格の有効期限と更新」などの詳細につきましては、「日本折紙協会」の公式ホームページにてご確認ください。

[問い合わせ先]
日本折紙協会(NOA)
ホームページ https://www.origami-noa.jp

 

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折り紙講師の資格を生かすには

「折り紙講師」は、勉強中も色々な発見があり楽しいものですが、資格取得後は趣味として楽しむ他、ボランティアとして地域の子供達に教えたり、老人ホームなどで教えたりする事ができます。

また、日本折紙協会から、「折紙シンポジウム」や「講師勉強会」、「講師講習会」などで、実際の教え方を指導してもらえたり、同じ趣味の人と交流したりする事もできます。

さらにもっと専門的に折り紙を学びたいという方は、日本折紙協会の上位資格である「折紙師範」や「上級折紙師範」の資格を目指してみましょう。

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