定年後に趣味を楽しむための資格・賞状技法士をご紹介

賞状技法士

「賞状技法士」は、賞状や各種招待状などの文字を毛筆で書く人に対してつくられた民間資格です。「賞状書士」または「筆耕士」とも呼ばれます。

定年後に何か資格を取得したいと考えている方の中でも、筆で文字を書く事が好きな方におすすめの資格です。

現在は、パソコンで気軽に筆文字が印刷できる時代になっていますが、手書きの文字はやはり美しく、威厳があります。また受け取った方にも大変喜ばれます。

賞状の書き方をマスターすれば、賞状の他、祝儀袋の表書き、手紙や招待状の宛名書き、結婚式場の席次表や、目録なども書く事ができます。

趣味として賞状の書き方を学ぶのも良いですが、学校や職場、町内の自治会などで活躍する事もできます。またボランティアとして活動する他、場合によっては収入を得る事も可能です。

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賞状技法士の資格試験概要

「日本賞状技法士協会」が実施している賞状技法士の資格は、協会の通信・通学講座を修了し、学習終了時の「修了課題」の審査に合格すれば誰でも取得する事ができます。

賞状技法士の資格には、1級・準1級・2級・3級・準3級の5つのレベルがあります。1級は公開検定試験のため、講座を修了した人でなくても受験できますが、準3級~準1級は協会が実施する講座を修了した人が受験できることになっています。

[受験日]
 ・1級の公開検定試験:11月下旬(午前の部と午後の部の2回)
 ・準3級~準1級:養成講座を修了次第、随時。

[1級の試験会場]
東京・大阪

[試験内容]
作品全体のレイアウト、誤字・脱字、的確な送りがな、文字のバランス、墨色、書体・書風などが審査されます。なお、賞状技法士1級の試験は公開試験となっています。

[合格率]
1級:10%~15%

※各級の受講費用及び資格認定料の詳細については、日本賞状技法士協会の公式ホームページでご確認ください。

[問い合わせ先]
日本賞状技法士協会
URL http://atene-kyoiku.co.jp

 

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賞状技法士の資格を生かすには

「賞状技法士」の資格は、一度取得すると一生の財産になります。日本では毛筆で文字を書く機会が多いからです。

年賀状や、祝儀袋の表書き、各種案内状などの宛名書きなど、個人で書くものの他、地域のボランティア活動に生かす事もできます。

また、賞状技法士2級以上を取得しておけば、学校や官庁関連の賞状書き、デパートのギフトコーナーやギフトショップなどの求人に応募し、収入を得る事も可能になります。

賞状技法士の資格は、「日本賞状技法士協会」の他にも各種通信講座を受講し、取得する事も可能です。

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