定年後に趣味を楽しむための資格・食生活アドバイザーをご紹介

食生活アドバイザー

「食生活アドバイザー」は、食品の安全性や、食品と環境問題、食品と健康問題など、食に関するあらゆる知識を持ち、健康で安全な食生活をサポートするための資格で、民間資格とされています。

定年後に「食生活アドバイザー3級」の資格を取得した場合、趣味の域を出ないかも知れませんが、生活に密着した「食」に関する深い知識を得る事は、今後の生活をより健康で豊かなものにしてくれます。「食生活アドバイザー2級」の資格取得者は、定年後の再就職に役立てることができます。

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食生活アドバイザーの資格試験概要

「食生活アドバイザー」の受験資格は、特にありませんので年齢・性別などにかかわりなく、誰でも受験する事ができます。

現在、「食生活アドバイザー」の資格試験は、3級と2級のみが行われています。

3級は、育児や家庭内の食事を供給するうえで、健康的でおいしく食べることのできるレベル。2級は、企業と生活者のパイプ役となり、実務的にアドバイスができるコーディネーターレベルとされています。

〔試験日〕
年2回:7月・11月
※2・3級の併願受験が可能となっています。

〔試験地〕
札幌、仙台、さいたま、千葉、東京、横浜、新潟、金沢、静岡、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡

〔試験内容〕
●3級理論問題
 ・選択問題(マークシート形式)

●2級理論問題
 ・選択問題(マークシート形式)
 ・記述式問題

[試験科目]
3・2級とも共通で、次のようになっています。

・栄養と健康:栄養、病気予防、ダイエット、運動、休養など
・食文化と食習慣:行事食、旬、マナー、献立、調理、配膳など
・食品学:食材、加工食品、有機食品、食品表示、安全性、環境問題など
・食マーケット:流通、物流、外食、メニューメイキング、食品販売など
・衛生管理:食中毒、衛生管理・予防、食品化学など
・社会生活:消費経済、生活環境、消費者問題、IT社会、関連法規など

[合格基準]
・3級:1問2点 60点以上で合格(100点満点)
・2級:選択問題1問2点・記述問題1問3点 74点以上で合格(123点満点)

[合格率]
・3級:65%前後
・2級:35%前後

※試験対策として「食生活アドバイザー検定合格講座(3・2級)」が、試験実施月の約1カ月前に開催されます。講座の詳細は、「FLAネットワーク食生活アドバイザー検定事務局」のホームページでご確認ください。

〔問い合わせ先〕
FLAネットワーク食生活アドバイザー検定事務局
URL http://www.flanet.jp

 

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食生活アドバイザーの資格を生かすには

食生活アドバイザー3級の資格は、食品と健康や美容、環境問題などの知識を幅広く得る事ができるため、実生活に役立てる事ができます。

2級の資格取得者は、食品関係の企業や外食産業、介護・医療・福祉の現場などで定年後まで仕事をしたいという希望を持っている方には、有利な資格となります。また、その道のプロとなり、雑誌のコラムを担当したり、食生活関連の指導講師になる方もいます。

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